佐賀県のスポーツに関する情報を発信している「SAGA TRACK」では、7月9日から始まる「第104回全国高等学校野球選手権佐賀大会」に合わせ、野球に関する展示を行います。展示では、同大会のトーナメント表(結果を随時更新)や、県が取り組む「佐賀野球王座奪還プロジェクト」に関するパネル、SSPアンバサダーの緒方(おがた)孝市(こういち)氏(広島東洋カープ元監督/鳥栖市出身)及び辻(つじ)発彦(はつひこ)氏(埼玉西武ライオンズ監督/小城市出身)ゆかりのアイテムを展示します。ぜひ、県庁地下1階の「SAGA TRACK」までお越し下さい。
記
<展示概要>
1. 展示期間
令和4年7月12日(火曜日)12時から令和4年9月30日(金曜日)
(見学可能時間:午前9時から午後10時)
2. 展示テーマ
- 佐賀野球王座奪還プロジェクトに関するパネル展示
- 第104回全国高等学校野球選手権佐賀大会トーナメント表の掲示
- 埼玉西武ライオンズ監督 辻󠄀 発彦氏 ゆかりのアイテム
- 広島東洋カープ元監督 緒方 孝市氏 ゆかりのアイテム
- 佐賀商業高等学校・佐賀北高等学校の甲子園優勝時のダイジェスト版映像放映
3. 展示品
広島東洋カープ元監督
2018年セントラルリーグ優勝エンブレム入り
2019年シーズン着用ビジター用ユニフォーム
埼玉西武ライオンズ監督 辻󠄀発彦氏
2022年シーズン着用 ホームユニフォーム
※その他、数点展示いたします。
4.その他情報
【辻󠄀発彦氏プロフィール】
- 1958年10月佐賀県小城市生まれ。
- 佐賀東高校卒業後、日本通運を経て、1984年にドラフト2位で西武ライオンズに入団。
- 球界を代表する二塁手として活躍。主なタイトルは、1993年には首位打者、1986年、1988~1994年は、二塁手としては当時歴代最多となる8度のゴールデンクラブ賞を受賞。
- 1996年にヤクルトスワローズに移籍し、1999年に現役を引退。
- 2000年からは、ヤクルト、横浜、中日でコーチを務める。
- 2006年には、ワールドベースボールクラシックの日本代表内野手備・走塁コーチを務める。
- 2017年、埼玉西武ライオンズの監督に就任し、初年度はリーグ2位でチーム4年ぶりのAクラス入りを果たす。
- 2018年は、開幕から首位の座を守り続けたまま、球団として10年ぶりのリーグ優勝に導いた。現在もチームの指揮を執っている。(2022年現在)
【緒方孝市氏プロフィール】
- 1968年12月佐賀県鳥栖市生まれ。
- 小学生で野球を始め、鳥栖中学校-鳥栖高校を通して二塁手として活躍。高校3年時は主将を務め春の九州大会ベスト8進出。高校最後の夏の県大会は惜しくもベスト4で敗退し、夏の甲子園出場を逃した。
- 同年のドラフト会議で広島東洋カープから3位指名を受け入団。
- 入団後は俊足を生かし外野手へ転向。
- 1995年から3年連続盗塁王を獲得。
- 守備の名手に贈られるゴールデングラブ賞受賞5回。
- 2009年に現役を引退し、広島東洋カープの1軍コーチを務めた後、2015年から広島東洋カープ第19代監督に就任。
- 2016年から2018年にかけて、監督としてセントラルリーグ3連覇を達成。
- 2019年限りで33年間慣れ親しんだカープのユニフォームを脱ぎ、現在は野球評論家として活躍中。
【佐賀野球王座奪還プロジェクトとは】
- 佐賀県ではSSP構想のもと、県内小学生、中学生及び高校生の野球の競技力向上を図り、甲子園などの大会において県代表が輝かしい成果を挙げることによって、スポーツのチカラを活かした人づくり、地域づくりを進めるためのプロジェクトを行っています。
【SSPアンバサダーとは】
「SSP(SAGAスポーツピラミッド)構想」を行政・スポーツ関係者だけでなく、多くの方の賛同を得て進めるため、2019年から佐賀ゆかりのトップ指導者・トップアスリートの方に「SSPアンバサダー」を委嘱しています。
【SAGA TRACK(サガトラック)とは】
スポーツの「情熱」「わくわく」「かっこよさ」を発信する、開かれた「SAGA」のスポーツ情報発信スペースをコンセプトとして、県庁新館地下1階に「SAGA TRACK(サガトラック)」がオープン。来訪者を始め県民のスポーツに対する興味や関心を高めると共に、SAGA2024の関心・参加意欲を高める場として令和3年4月に開設。